狩宿(かりじゅく)城

2016年8月15日撮影


◆別名

 

◆所在

尾張旭市狩宿町

 

◆交通

 

◆歴史

正中年間(1324年~1326年)に築かれた城と伝わる。

城主には林弥助の名前が見受けられる。林弥助は一説には加賀の郷士の末裔と言われており、何らかの事情で加賀からこの地へ移り住んだ物と思われる。

 

弥助の息子信勝は後に朱子学派儒学者の林羅山となった人物である。

羅山は天正11年(1583年)に京都で産まれている事がわかっており、弥助は織田信長が支配を拡大する中で京都に移り住んだ物と思われ、その流れの中で狩宿城は廃城となったのではないかと想像される。

 

◆現在

城跡は公園になっており、城の案内看板が立っている他は、遺構など存在しない。


街道脇の公園内に看板が立てられている